循環器内科とは
そもそも循環器内科とはなんでしょうか。
難しい名前がついておりますが、循環する血液が関わる病気を診る科のことであり、主に心臓、血管系の病気をあつかう内科のことをいいます。
代表的なところでいうと、高血圧、脂質異常症、心不全、狭心症、心筋梗塞、不整脈、閉塞性動脈硬化症、深部静脈血栓症、動脈瘤、肺高血圧症等を専門的にみる科になります。生活習慣病であったり、動脈硬化がすすんだらお世話になりやすい科ともいえるかもしれません。
また心臓疾患は前後の臓器である肺や腎臓等も密接に関わっており、心臓の状態により呼吸状態や腎臓の数値が変化しますので、あわせて総合的にフォローすることになります。
年齢を重ねるほど、心不全を発症する割合はあがっていきます。現在、日本では高齢化にともない心不全患者は急増しており、高齢化する日本においては、治療もさることながら、これ以上心不全患者を増やさないように予防していくことが、非常に重要になってきています。